モラトリアム in 東京。

BomberfetTのVo.が、ほんとどうでもいいことを書くブログです。バンド、Vape、Web関係についての話題が多いかと。

とりあえず迷ったらここから選べ!ライブ仕様のボーカルマイクの選び方と、オススメの定番マイク4本を紹介!

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こんにちは、ヨシオカです。

 

ここ数年、ライブハウスの現場のSHURESM58しか使って来なかった私ですが、久々にマイクを持ち込み始めてます。

その関連で「今何のマイク使ってんの?」とか。「マイクってどういう観点で選んでんの?」等々、色々と聞かれるのでここにまとめます。

そこそこマイクの知識がある人からしたら「なんつー雑な説明だ!」って感じだと思うけどそこはご容赦ください。故に、本記事はマイク初心者〜中級者ぐらいの緩い内容になります。あらかじめご了承ください。

 

 

指向性ってなんだ?

ここから説明パートでめんどくさいから完全タメ語でいくわ。

マイク選びの段階でまず絶対に知らないといけない知識がこの「指向性」ね。

「シコウセイ?なんのこっちゃ?」ってなると思いますが、まずはちゃんとした情報を見てみよう。

 

指向性 しこうせい directivity

音,光,電波などの波が,源からの方向によって強さが異なる現象。これらの波の送受信においては,装置の方向性をさすことが多い。指向性がよいと,送信の場合にはエネルギーがその方向に集中されるので効率がよく,受信の場合には余分な方向から雑音が入りにくく,感度がよくなる。レーザーは指向性がよいという特徴をもっている。指向性を与える方法には,らっぱによるもの,レンズや凹面鏡によるもの,導波管や反射器によるものなどがある。

 

指向性(しこうせい)とは - コトバンク

 

 

うん、難しいね!(笑)

まぁ、ヨシオカ語で猛烈に意訳するなら、「声の向きによって威力が変わる性質」って感じかな。向き大事だぞ、向き。

 

で、我々が使ってるマイクにおいての向きの話をすると、こんな感じ。

 

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そりゃそうだよね、って感覚的にはわかるでしょ?

 

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↑あとこれもあるよね。これは指向性かどうかってーとちょっとずれてるんだけど。
これも感覚的にわかるでしょ?

 

この「指向性」っていうのがマイクごとに違うんだよね。
ということは、だ。

 

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こういう歌い方する人と、

 

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こういう歌い方する人って、当然ながらピッタリのマイクは違うわけだ!

 

マイクの取り回し方でかなり向き不向きがあるってことね。これまじ重要。

となると、「マイクの指向性の種類ってどんなものがあるの?」って気になるでしょ?
でもぶっちゃけると、ライブで使うマイクはほぼ「単一指向性」ってやつなのよ。

この単一指向性ってのはマイクの集音部(グリルの中にある音拾うとこ)に対して真っ正面が一番調子良くて、横や後ろからはあんまり音を拾わない、つまり「正面だけの単一な指向性」ってことね。

そりゃそうだよな!ライブの最中に自分の声以外の楽器の音だのなんだのガンガン拾われたらあっというまにハウっちゃうでしょ!(笑)

 

で、単一指向性って言葉はよく「カーディオイド」って言葉に置き換えられて、超単一指向性には「スーパー」とか「ハイパー」とかついてます。

これはその言葉の感覚の通り、

 

スーパー < ハイパー

 

の序列で指向性がタイトになります。

なので、スーパーカーディオイドよりハイパーカーディオイドのほうがより角度にシビアになって使わないといけないっちゅーことね。(ちなみにマイクのスペックには「超単一指向性」とだけ書いてあるのに、実は「スーパー」だったり「ハイパー」だったりするからよく調べてね!)

 

なので、マイク選びの時にはこの単一指向性の中で自分にピッタリの特性を持った指向性のマイクを選ぶことが大事!
ちゃんと指向性について勉強したい人はこういうとこ見て学んでね。

マイクロホンを識る|マイクロホンナビ|マイクロホン|オーディオテクニカ

 

まぁ、ここまで長々話しておいてなんなんだけど、大事なのは自分のスタイルに合うか合わないかってことね。「おれはグリルバチバチに握ってグリル食べちゃうんじゃないかってぐらいオンマイクで歌うんや!」ってんなら指向性はタイトなほうがいいと思うし、「ソウルシンガーばりにマイク左右前後にいったりきたりさせます」ってんなら指向性に余裕があったほうがいいよね。そんな感じ!

 

ちなみに私は結構マイク遠ざけたり寄せたりしながら歌うからあんまタイトなの得意じゃないです)^o^(

 

指向性がわかったら、さあ、マイクを選ぼう!

「さあ、マイクを選ぼう!」と言われて「え!?音の話はいいのかよ!?」ってなった人、多いはず。


でもね、音なんてぶっちゃけ好みなんだよ。それに声だって十人十色。だから一個ずつのマイクの音の特性をスペック通りに正しく…なんてここで書いても無駄なのだ。そもそもスペック聞いて音の特性までわかる人そうそういないでしょ。

 

なので、ここから実際のマイクを紹介していくけど、音の話は「あくまでもヨシオカの主観と感覚だぞ」ってことは忘れないでください。買う前には必ずスタジオやライブハウスで借りて使ってみるなり、試奏できる楽器屋さんで使って見て選ぶんだぞ!お兄さんとの約束な!


あとワイヤレスマイクとコンデンサマイクは今回は含まないぞ!ワイヤレスマイクはそもそも私が使ったことないから書けないし、コンデンサは取り扱い含めてちょっと特殊で、今回の趣旨からは少し外れるからね。

 

ではいってみよー!

 

SHURE SM58 

SHURE ダイナミックマイク SM58 スイッチ無し SM58-LCE 【国内正規品】

SHURE ダイナミックマイク SM58 スイッチ無し SM58-LCE 【国内正規品】

 

 スタジオやライブハウスのデフォルト機材に必ずといって良いほどラインナップされるこのSM58。ボーカリストなら一度は使ったことあると思うんよね!

 

こいつの特徴は「そこそこ安い」「結構頑丈」「デファクトスタンダードだからPAさんも扱いやすい」ってのがある。

音の特性としてはミッドがぎゅっと詰まった感じの野太いイメージがあるね。

でも正直、現場においてあるやつはどれもこれも結構ハードユースだから、1本ずつ全然違ったりするんだよ。これはほんとめんどくさい。「なんか今日声に張りが出ないなぁ」と思って別のSM58に替えてもらったら「全然いいじゃん!」みたいなのはあるある。

 

PAさんに安定して音作りしてもらいたいんだ!それこそ至高!でも状態が毎回変わるのは嫌…あと他の人のつばの臭いついてるのはもっと嫌…。」って人はこれ買うと良いと思うよ!実際、PAさんの音作りがぶれるのがいやで私もずーっと現場の58使ってたしね。(特に買ったところで音が変わるわけではないのが面白くないから、買うことはなかったけど。)

 

SHURE BETA58

 

SM58そっくりだけどちょっと青くて高級感があるのがこれ、BETA58
ハコによっては「センターボーカルのマイクはこれがデフォルトだよ!」ってとこもあるよね。

 

このBETA58、音はSM58と結構違います。
なんつーのかな、ミッドのぎゅっと詰まった感じは残しつつ、ハイの抜けがある感じ。
一言で言うなら「SM58より派手な音」って感じかな。

 

このマイクは超単一指向性だから、SM58よりは角度にシビアだね。ただ他の超単一指向性と比べるとそこまで…って感じ。「使いづら!」となったことはないね。

頑丈さはさすが58って感じでかなりしっかりしてるので、知り合いのハーコー野郎がパフォーマンス中にガンガン投げたりしても壊れてなかったよ。(笑)

 

「マイク買ってみよ!」って人には入門編としてオススメできるし、実際知り合いのボーカリストの中でも使ってる人は多いね!

 

audio technica AE6100 

 

「できるだけクリアに」「どこまでも届くぐらい抜けて欲しい」って人にオススメなのがこのAE6100


こいつは中音域から高音域がかなりクリアに抜けてくるから、それこそブレスの音とかもすっごい綺麗に入ってくるイメージ。

 

ただハイパーカーディオイドなので、指向性は結構タイト。

一時期(1年半ぐらいかな)使ってたけど、最初は慣れるのに四苦八苦したよ…。

あとこのマイク、ハンドリングノイズがかなり抑えられるてるね。指輪しながら持ち替えてもゴツゴツいったりしなかった。そのぐらいの勢いでハンドリングノイズには強い印象だね。

 

「指向性が…」って人には、同じシリーズでAE4100ってのがあるけど、うーん…なんだろう、「クリア」「抜け」ってところの特性はAE6100のがしっかり出てくるから、私はAE6100の方が好きだったな。

 

ただし、1点注意。

正直、声量ない人は使わないほうがいいっす。クリアだし抜けてくる…ってことは、発声が甘かったりしっかりコシの入った声出せない人が使うとスッカスカになります。「あれ、この人こんなヘナヘナだったっけ?」みたいな。だったらSM58素直に使えば?ってなっちゃう。

 

「しっかり発声できて声量のある女性ボーカリストとかが使ったらすごい合いそう!

そんなマイクだね!

 

SENNHEISER E935 

【国内正規品】ゼンハイザー ダイナミックマイクロホン カーディオイド e935

【国内正規品】ゼンハイザー ダイナミックマイクロホン カーディオイド e935

 

さてここで来ましたゼンハイザーE935。今私がライブで使ってるやつね。

こいつは音の「クリアさ」「艶やかさ」が特徴のマイク。ゼンハイザーらしい硬さとドンシャリ感も感じるけど、何せ艶のある色っぽい音が出るのがいいよね。

まぁ、BETA58のあのぎゅっと詰まったパワーには負けるけど、中々パワフルな感じもある。

 

そして何よりいいのは指向性が意外と緩いってこと!
マイクの取り回しをそこまで意識しないでもライブができるってのはほんといいわぁ…。


ただちょっと重量が重いのでそこはネックかな。

 

このE935に似たマイクでE945ってのがあってそっちも持ってるんだけど、こっちは相当指向性がピーキーで扱えなかったね。

もうマイクの取り回しに気取られっぱなしでライブにならなかった思い出…。

 

このマイクは「音はもちろんだけどステージパフォーマンスも大事にしたい!」って人にはオススメだね。

 

世の中にはいろんなマイクがある。みんなで探求しよう。

今回紹介したマイク以外にもたくさんのマイクが世の中には溢れてます!

AKGもいいマイクを作ってるし、AUDIXOMシリーズとかも良くライブハウスでみるし、ぜひ色んなマイクを試して「自分にあったマイク」を探してください!私も探求するからいっしょに、ね!

 

では、また。